「170サイズのダンボールってどのくらいの大きさ?」「送料はいくらかかるの?」という疑問は、引っ越し・フリマアプリでの大型商品発送・EC事業者にとって非常に実務的な問いです。
宅配便のサイズ区分のひとつである「170サイズ」について、その寸法・送料の目安・梱包のコツ・利用シーンまで詳しく解説していきます。
170サイズダンボールとは?寸法の定義と規格の意味
それではまず、170サイズダンボールの寸法と規格の意味について解説していきます。
「170サイズ」とは、ダンボールの「縦+横+高さの合計が170cm以内」のサイズ区分を指し、主に宅配便・ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便などの大型荷物の配送区分として使用されます。
3辺合計が170cm以内に収まっていれば、縦・横・高さの各辺の比率は自由であり、例えば60cm×60cm×50cm(合計170cm)でも100cm×40cm×30cm(合計170cm)でも同じ170サイズとして扱われます。
市販のダンボール箱で「170サイズ」として販売されている製品の典型的な寸法の例としては、約60cm×60cm×50cmや70cm×55cm×45cmなどがありますが、メーカーや用途によって形状は様々です。
宅配便のサイズ区分は通常「60サイズ・80サイズ・100サイズ・120サイズ・140サイズ・160サイズ・170サイズ・200サイズ」などに分かれており、170サイズは大型荷物の中でも上位の区分に位置しています。
自転車・大型家電・ゴルフバッグ・スキー板などの大型商品や、引越し時の大きな荷物の発送に170サイズのダンボールが使用されることが多いのです。
170サイズと他のサイズ区分の比較
170サイズを他のサイズ区分と比較することで、その位置づけをより明確に理解することができます。
| サイズ区分 | 3辺合計 | 重量上限(目安) | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 100サイズ | 100cm以内 | 10kg以内 | 衣類・書籍・小型家電 |
| 120サイズ | 120cm以内 | 15kg以内 | 中型家電・スポーツ用品 |
| 140サイズ | 140cm以内 | 20kg以内 | 大型衣類・中型荷物 |
| 160サイズ | 160cm以内 | 25kg以内 | 大型家電・布団・大型荷物 |
| 170サイズ | 170cm以内 | 30kg以内(運送会社により異なる) | 自転車・大型家具・スキー板 |
| 200サイズ | 200cm以内 | 30kg以内 | 超大型荷物・法人向け |
ヤマト運輸(宅急便)・佐川急便(飛脚宅配便)・日本郵便(ゆうパック)は各社で取り扱える最大サイズが異なる場合があり、170サイズが対応可能かどうかは事前に確認が必要です。
ヤマト運輸の宅急便では最大サイズが160サイズとなっているため、170サイズの荷物は「宅急便コンパクト」以外の一般宅急便では対応できず、佐川急便や日本郵便などで確認する必要があります。
運送会社によってはゴルフ・スキー・自転車などのスポーツ用品向けに専用のサービスを提供しており、これらが実質的に170サイズ相当の大型荷物に対応しているケースもあるでしょう。
170サイズダンボールの入手方法
170サイズのダンボールをどこで入手すればよいかを理解しておくことが実用的です。
ホームセンター(コーナン・カインズ・コメリなど)では大型ダンボールを販売しており、170サイズに対応するものも取り扱っています。
Amazonや楽天市場などのECサイトでも「170サイズ ダンボール」で検索すると専用品が購入でき、まとめ買いで単価を下げることも可能です。
引越し会社からの梱包資材の購入・スーパーや家電量販店での廃材ダンボールの入手も選択肢ですが、廃材の場合はサイズの正確な確認と強度の点で注意が必要です。
ダンボールワンや森紙業などのダンボール専門通販サイトでは、サイズ・厚さ・枚数をオーダーメイドで注文することができ、EC事業者や引越し需要の多い方に適した選択肢となっているでしょう。
170サイズの送料の目安と運送会社の比較
続いては、170サイズの送料の目安と主要運送会社の比較について確認していきます。
運送会社・発送地域・利用頻度によって送料は大きく異なるため、事前の確認と比較が重要です。
各運送会社の170サイズ相当の送料目安
主要運送会社における170サイズ相当の荷物の送料目安を確認しておきましょう(料金は時期・契約内容・発着地域によって変動するため、最新情報は各社の公式サイトで確認することをお勧めします)。
佐川急便(飛脚宅配便)では170サイズ(重量30kg以内)の配送を取り扱っており、東京から大阪への発送で一般料金は概ね3,000〜4,500円程度が目安となっています。
日本郵便(ゆうパック)では170サイズ対応のゆうパック(縦・横・高さの合計が170cm以内・重量25kg以内)を提供しており、東京から大阪への発送で2,000〜3,500円程度が目安となっています。
ヤマト運輸では一般的な宅急便は160サイズが上限ですが、ゴルフ・スキー・自転車など専用サービスでは対応可能なため、用途に合わせた専用サービスの活用が効果的です。
【170サイズ送料を安くするポイント】
①複数の運送会社の料金を比較する(各社の公式サイト・見積もりツールを活用)
②法人・個人事業主向けの割引契約を活用する
③メルカリ・ラクマなどフリマアプリの提携サービスを使う
④コンビニ持ち込み割引・持ち込み割引を活用する
⑤会員割引・ポイント活用を検討する
梱包のコツと170サイズを超えないための注意点
170サイズのダンボールを正しく梱包し、送料区分を適切に管理するためのコツを把握しておきましょう。
梱包後の実際のサイズを3辺合計で測定し、170cmを超えていないことを確認することが最初の重要なステップです。梱包材(気泡緩衝材・新聞紙・発泡スチロールなど)を加えた後のサイズで確認することが必要です。
重量も重要であり、各社の重量上限(25〜30kg程度)を超えると受付不可または追加料金が発生するため、梱包前に荷物の重量を把握しておくことが必要です。
大型で壊れやすい荷物(家電・ガラス製品・精密機器など)は適切な緩衝材を使った丁寧な梱包が不可欠であり、「割れ物注意」「天地無用」などのシールを貼ることで配送時の取り扱いへの注意を促すことができます。
ダンボールの底面と上部はガムテープを十の字またはH字で止めて強度を確保し、特に重い荷物では底面を二重に止めるとより安全に輸送できるでしょう。
フリマアプリ・メルカリでの170サイズ荷物の発送
フリマアプリ(メルカリ・ラクマ・ヤフオク)での大型商品の発送において、170サイズ相当の梱包が必要になるケースがあります。
メルカリでは「梱包・発送たのメル便」という大型荷物専用サービスがあり、170サイズ相当の荷物(縦横高さの合計が100〜200cmの範囲)を玄関先での梱包・回収・配送のワンストップで対応しています。
ヤフオクでは「ヤマト運輸の大型荷物サービス(家財宅急便など)」や「佐川急便との提携サービス」が大型商品の発送に活用できます。
大型商品を出品する際は、発送サービスの対応サイズ・送料・梱包方法を事前に確認し、商品説明欄に明記することで購入者とのトラブルを防ぐことが重要です。
大型商品の発送コストは小型商品に比べて高額になりやすいため、送料込み(出品者負担)か送料別(購入者負担)かを明確にした出品設定が取引の透明性を高めるのです。
まとめ
本記事では、170サイズダンボールの寸法(3辺合計170cm以内)・他サイズ区分との比較・送料の目安・梱包のコツ・フリマアプリでの活用について解説しました。
170サイズは自転車・大型家電・スポーツ用品など大型荷物の発送に使用されるサイズ区分であり、運送会社によって取り扱いの可否や送料が異なるため、事前の確認と比較が必要です。
適切な梱包・サイズ確認・運送会社の選択を丁寧に行うことで、大型荷物を安全かつ経済的に発送することができるでしょう。