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直角三角形の角度の求め方は?計算方法・公式・三角関数を使ったやり方も!

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直角三角形の角度を求めることは、測量・建築・物理・数学など様々な場面で必要になるスキルです。

「直角三角形の角度をどうやって計算するのか」「三角関数を使った求め方がわからない」という方も多いでしょう。

この記事では、直角三角形の角度の求め方・計算方法・公式・三角関数を使ったやり方をわかりやすく解説します。

電卓を使った逆三角関数の計算方法についても説明しますので、ぜひ参考にしてください。

直角三角形の角度の求め方の基本をわかりやすく解説

それではまず、直角三角形の角度の求め方の基本について解説していきます。

直角三角形の角度を求めるためには「2辺の長さがわかっている」または「1辺と1つの角がわかっている」という条件が必要です。

2辺の長さがわかっている場合は、三角関数(sin・cos・tan)とその逆関数(arcsin・arccos・arctan)を使って角度を求めることができます。

また、直角三角形の内角の和は180°であるため、直角(90°)を除いた2つの鋭角の和は必ず90°になります。

内角の和から角度を求める方法

1つの鋭角がわかっている場合、もう一方の鋭角は次のように求められます。

もう一方の鋭角 = 90° − わかっている鋭角

例:一方の鋭角が30°なら → もう一方は 90° − 30° = 60°

例:一方の鋭角が45°なら → もう一方は 90° − 45° = 45°(直角二等辺三角形)

これは三角形の内角の和(180°)から直角(90°)を引いた残り90°を2つの鋭角で分け合うという考え方です。

三角関数を使った角度の求め方

続いては、三角関数を使った角度の具体的な求め方を確認していきます。

sinを使った角度の求め方

sin θ = 対辺 / 斜辺 → θ = arcsin(対辺 / 斜辺)

例:斜辺10・対辺5の場合

sin θ = 5/10 = 0.5 → θ = arcsin(0.5) = 30°

cosを使った角度の求め方

cos θ = 隣辺 / 斜辺 → θ = arccos(隣辺 / 斜辺)

例:斜辺10・隣辺5の場合

cos θ = 5/10 = 0.5 → θ = arccos(0.5) = 60°

tanを使った角度の求め方

tan θ = 対辺 / 隣辺 → θ = arctan(対辺 / 隣辺)

例:対辺3・隣辺4の場合

tan θ = 3/4 = 0.75 → θ = arctan(0.75) ≒ 36.87°

どの三角関数を使うかは「わかっている2辺の組み合わせ」によって決まり、sin(対辺と斜辺)・cos(隣辺と斜辺)・tan(対辺と隣辺)の対応を覚えておくことが重要です。

電卓・スマートフォンを使った角度計算の方法

続いては、電卓やスマートフォンを使った逆三角関数による角度計算を確認していきます。

関数電卓での操作方法

関数電卓でarcsin・arccos・arctanを求める手順は次のとおりです。

arcsin(0.5)を求める場合

方法①:INVキーを押してからsinキーを押し、0.5を入力してイコール

方法②:「sin⁻¹」ボタンがある場合は直接押してから値を入力

注意:角度の単位がDEG(度数法)に設定されているか確認する

DEG(度数法)とRAD(ラジアン)の設定が間違っていると正しい角度が得られないため、必ず確認しましょう。

エクセルで角度を求める方法

エクセルのARCSIN・ARCCOS・ARCTAN関数(結果はラジアン)

arcsin(0.5):=ASIN(0.5) → 0.5236(ラジアン)

度数に変換:=DEGREES(ASIN(0.5)) → 30(度)

arctan(0.75):=DEGREES(ATAN(0.75)) → 36.87(度)

エクセルの逆三角関数はラジアンで結果を返すため、度数で表示したい場合はDEGREES関数で変換することが必要です。

代表的な辺の比と角度の対応表

続いては、代表的な辺の比と対応する角度の関係を確認していきます。

辺の比(対辺:隣辺:斜辺) 角度θ(対辺の角) 三角関数の値
1:√3:2 30° sin=1/2, cos=√3/2, tan=1/√3
1:1:√2 45° sin=√2/2, cos=√2/2, tan=1
√3:1:2 60° sin=√3/2, cos=1/2, tan=√3
3:4:5 約36.87° sin=3/5, cos=4/5, tan=3/4

代表的な辺の比と角度の対応を覚えておくと、電卓なしでも素早く角度を把握できるようになります。

まとめ

この記事では、直角三角形の角度の求め方・計算方法・公式・三角関数を使ったやり方について解説しました。

2辺がわかっている場合はsin・cos・tanの逆関数(arcsin・arccos・arctan)を使って角度を求めることができます。

どの三角関数を使うかは「対辺と斜辺→sin」「隣辺と斜辺→cos」「対辺と隣辺→tan」で判断します。

エクセルではDEGREES関数と組み合わせることで、計算結果を度数で表示できます。

直角三角形の角度計算をマスターして、測量・物理・数学の問題に自信を持って取り組みましょう。