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ダブルクォーテーションの向きや縦書きでの使い方は?正しい表記方法を解説!(横書き・文書作成・日本語表記など)

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ダブルクォーテーションを使う際に「向き(カーリークォーテーションとストレートクォーテーション)」や「縦書き文書での使い方」について疑問を感じた経験はないでしょうか。

タイポグラフィや文書作成の観点では、ダブルクォーテーションの向きや縦書きでの表示方法は重要な要素です。

本記事では、ダブルクォーテーションの向き(カーリー vs ストレート)の違い・縦書き文書での適切な扱い方・日本語文書での正しい表記方法について詳しく解説していきます。

文書デザイン・DTP・Webライティングに関わる方に特に役立つ内容をお届けします。

ダブルクォーテーションの向きの違いと種類

それではまず、ダブルクォーテーションの向きの違いと種類について解説していきます。

ダブルクォーテーションには形状が異なる複数の種類が存在し、使用する文脈・媒体・タイポグラフィの慣習によって適切な種類が異なります

ストレートクォーテーション(”)とカーリークォーテーション(” “)の違い

ダブルクォーテーションの代表的な二種類について説明します。

ストレートクォーテーション(”):上下が垂直なまっすぐな形状。「ダム引用符」とも呼ばれる。キーボードのShift+2で入力できるシンプルな形。プログラミング・テキストファイル・コードで標準的に使われる。

カーリークォーテーション(” “):開き(左)が「”」、閉じ(右)が「”」のように左右で向きが異なる湾曲した形状。「スマート引用符」「タイポグラフィカルクォーテーション」とも呼ばれる。印刷物・書籍・高品質な文書デザインで使われる美しい形状のクォーテーション。

プロフェッショナルなタイポグラフィではストレートクォーテーションよりもカーリークォーテーションが好まれますが、プログラミングではストレートクォーテーション(”)のみが正しいコードとして機能します

カーリークォーテーションのUnicodeコード

カーリークォーテーションはキーボードから直接入力できないため、Unicodeコードを使って入力します。

左ダブルカーリークォーテーション(”):Unicode U+201C

右ダブルカーリークォーテーション(”):Unicode U+201D

Windowsでの入力:Wordなどではオートコレクト機能が自動的にカーリーに変換する

Macでの入力:「option + [」で”(左)、「option + Shift + [」で”(右)が入力できる

向きの使い分けのルール

カーリークォーテーションを使う場合、開き引用符(”)と閉じ引用符(”)を正しく使い分けることが重要です。

文の先頭・引用の開始部分には開き引用符(”)を置き、引用の終了・文末には閉じ引用符(”)を置くのが正しいルールです。

Word・InDesign・QuarkXPressなどのDTPソフトウェアでは自動的に開き・閉じを判定してカーリークォーテーションを挿入する機能が搭載されています。

縦書き文書でのダブルクォーテーションの扱い方

続いては、縦書き文書でのダブルクォーテーションの扱い方を確認していきます。

日本語文書は縦書きと横書きの両方が使われますが、縦書きでの引用符の扱いには特有のルールがあります。

縦書きでの引用符の原則

日本語の縦書き文書では、ダブルクォーテーション(”)よりも「」(かぎかっこ)や『』(二重かぎかっこ)が引用符として広く使われます。

縦書き文書でダブルクォーテーションを使用する場合、フォントとソフトウェアによっては縦書き方向に合わせて自動的に回転・変形して表示されることがあります。

縦書き文書においてダブルクォーテーションを使うことは文体的にやや不自然な場合もあるため、日本語縦書きの正式な文書では日本語の引用符(かぎかっこ)を使うことが一般的に推奨されます

縦書きでのダブルクォーテーションのOpenType・CSSでの対応

DTPソフトウェアやWebの縦書きCSSでは、縦書き時の引用符の向きや位置を自動的に調整する機能があります。

CSSの「writing-mode: vertical-rl」で縦書きを指定した場合、ブラウザによってはダブルクォーテーションが縦書き用の向きに自動回転されることがあります。

InDesignなどのDTPソフトウェアでは縦組み用の引用符設定を別途指定できるため、プロフェッショナルな縦書き組版では適切な設定を行うことが重要でしょう。

縦書きでの代替表記の選択肢

縦書き文書でダブルクォーテーションの代わりに使える代替表記の選択肢として以下があります。

「」(かぎかっこ)・『』(二重かぎかっこ)が日本語縦書きの標準的な引用符です。

〝〟(ノノカギ・ダブル引用符の縦書き形)という縦書き専用の引用符記号もありますが、フォントによっては対応していない場合があります。

日本語文書でのダブルクォーテーションの正しい表記ルール

続いては、日本語文書でのダブルクォーテーションの正しい表記ルールを確認していきます。

日本語の文書作成において、ダブルクォーテーションをどのような場面でどのように使うべきかを整理します。

JIS規格と日本語表記のガイドライン

日本工業規格(JIS)の文書作成ガイドラインでは、日本語文中の引用符としてかぎかっこ(「」)を使用することが基本とされています。

ダブルクォーテーションが日本語文書で使われる場合は、英語・外来語の直接引用や、IT・プログラミング関連の文脈で特定の文字列を示すケースが主です。

公文書・学術論文・正式なビジネス文書では日本語の引用符の使用が推奨されるため、ダブルクォーテーションを使う場合は文書の性格と対象読者を考慮した判断が必要です。

Webライティングでのダブルクォーテーションの使い方

Webのライティングではかぎかっことダブルクォーテーションが混在して使われることが多く、絶対的なルールよりも読者にとっての読みやすさを優先することが重要です。

コードや技術的な文字列を示す場合はダブルクォーテーション(”)または等幅フォント(コードブロック)を使い、一般的な引用・強調にはかぎかっこを使うというシンプルな使い分けが実用的でしょう。

横書きと縦書きでの使い分けのまとめ

文書種類 推奨される引用符 理由
日本語横書き一般文書 「」かぎかっこ 日本語の標準表記
日本語縦書き文書 「」かぎかっこ 縦書きに自然な形状
英語文書 ” “ダブルクォーテーション 英語の標準表記
プログラミング・コード “ストレートクォーテーション 構文上必須の形式
印刷物・デザイン文書 ” “カーリークォーテーション タイポグラフィの美しさ

まとめ

本記事では、ダブルクォーテーションの向きの種類・縦書き文書での扱い方・日本語文書での正しい表記ルールについて解説してきました。

ダブルクォーテーションにはストレートクォーテーション(”)とカーリークォーテーション(” “)があり、プログラミングではストレート、タイポグラフィではカーリーが適切な選択です。

縦書きの日本語文書ではかぎかっこが推奨され、横書き文書でも文書の性格や対象読者によって使い分けることが、読みやすく品質の高い文書を作成するための重要なポイントとなります。

ぜひ本記事を参考に、文書の種類と目的に合ったダブルクォーテーションの正しい使い方を実践してみてください。