この記事では、アンモニアの電離式（NH₃）は？電離度・電離定数は？覚え方や化学反応式詳細も解説！【化学式】について解説しています。
解答としては、
・電離式：NH₃ + H₂O ⇄ NH₄⁺ + OH⁻・アンモニアの電離度は小さい（わずかに電離）
アンモニアは弱塩基に分類され、水溶液中でわずかに電離します。
それでは詳しく見ていきましょう！
アンモニアの電離式【NH₃：電離反応式：化学式】
アンモニア(NH₃)は水に溶けると、次のように電離します。
・電離式：NH₃ + H₂O ⇄ NH₄⁺ + OH⁻
つまり、アンモニアは水と反応してアンモニウムイオン(NH₄⁺)と水酸化物イオン(OH⁻)に一部電離します。
アンモニアの電離式の覚え方のポイント
アンモニアが上の電離式のように電離する理由と覚え方のポイントは以下の通りです。
アンモニアは水と反応する
アンモニアは単独では電離しません。水と反応することで初めて電離します。
電離式を考える際は、アンモニアと水の反応に注目しましょう。
アンモニアはプロトンを受け取ってNH₄⁺になる
アンモニア(NH₃)は水からプロトン(H⁺)を受け取り、アンモニウムイオン(NH₄⁺)になります。
一方で、水(H₂O)はプロトンを失って水酸化物イオン(OH⁻)になります。
アンモニアは弱塩基と覚えておこう！
アンモニアは弱塩基に分類され、水に溶けるとわずかに電離します。
弱塩基は水溶液中でわずかしか電離しないという特徴があります。
電離式前後では電荷の保存則が成り立つ
アンモニア（NH₃）の電離でも、電離前後では電気的に中性です。
今回の反応では、アンモニウムイオン(NH₄⁺)の+1と水酸化物イオン(OH⁻)の-1が打ち消し合って0になっています。
アンモニアの電離度は？
結論として、
アンモニアの電離度は小さい（わずかに電離）
となります！
アンモニアは弱塩基であり、水溶液中でわずかに電離します。
そのため、電離度は小さくなります！
まとめ NH₃の電離式・イオン式は？覚え方や化学反応式詳細も解説！
この記事では、アンモニアの電離式（NH₃）は？電離度は？覚え方や化学反応式詳細について解説しました。
アンモニアを始めとして、各電離式を理解し、化学の理解を深めていきましょう！
