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持続的な英語表現は?「持続的に」の英訳も!(sustainable:continuous:persistent:ビジネス英語:例文など)

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「持続的」「持続的に」という日本語を英語で表現しようとしたとき、sustainableなのか、continuousなのか、persistentなのか迷ったことはないでしょうか。

文脈によって最適な英語表現が異なるため、一対一の対応で覚えようとすると誤った使い方をしてしまうリスクがあります。

本記事では、「持続的」「持続的に」の英語表現の種類・それぞれのニュアンスの違い・ビジネス英語での使い方・具体的な例文・覚えておくべきフレーズまで詳しく解説していきます。

英語で論文・ビジネス文書・プレゼンを作成する方、英語表現の幅を広げたい方に役立つ実践的な内容です。

「持続的」の英語表現:主要な選択肢と結論

それではまず、「持続的」に対応する主要な英語表現とその基本的な使い分けから解説していきます。

「持続的」を英語で表現する際に最もよく使われる単語は以下の5つです。

「持続的」の英語表現5選:sustainable(持続可能な・維持可能な)、sustained(維持された・持続的な)、continuous(継続的な・途切れない)、persistent(粘り強く続く・執拗な)、lasting(長続きする・永続する)。文脈によって使い分けが必要です。

どの単語を選ぶかは「何を持続させるのか」「どのようなニュアンスを強調したいか」によって決まります。

環境・社会・経済の持続可能性を論じる場面ではsustainable、長期間維持されている状態を描写する場面ではsustained・lasting、途切れることなく続く行動・プロセスを表す場面ではcontinuous、困難に屈せず続く様子を強調する場面ではpersistentが適切です。

sustainableの意味と使い方

sustainableはラテン語のsustinere(支える・維持する)に由来し、「将来にわたって維持可能な・支え続けられる」という意味を持ちます。

sustainableを使った「持続的」の英語表現例:

sustainable growth(持続的成長)

sustainable development(持続可能な開発)

sustainable competitive advantage(持続的競争優位)

sustainable business model(持続可能なビジネスモデル)

sustainable society(持続可能な社会)

例文:

「Our goal is to achieve sustainable growth while contributing to environmental preservation.」

(当社の目標は、環境保全に貢献しながら持続的な成長を実現することです)

sustainableはESG・SDGs・環境政策の文脈で特に広く使われており、現代のビジネス英語では「持続的」の第一候補として機能する表現といえます。

sustainedの意味と使い方

sustainedはsustainの過去分詞・形容詞形であり、「維持された・持続した」という意味です。

sustainableが「将来に向けての維持可能性」を示すのに対し、sustainedは「実際に長期間にわたって維持された」という事実の描写に使われます。

sustainedを使った表現例:

sustained economic growth(持続的な経済成長)

sustained effort(持続的な努力)

sustained improvement(持続的な改善)

sustained performance(持続的なパフォーマンス)

例文:

「The company has achieved sustained profitability for the past ten consecutive years.」

(同社は過去10年連続で持続的な収益性を達成してきました)

sustainedはビジネスレポート・経済分析・学術論文で「実績として長期間続いた」という意味で多用される表現です。

「持続的に」の英語表現:副詞・副詞句の使い方

続いては、「持続的に」という副詞的な使い方に対応する英語表現を確認していきます。

日本語では「持続的に成長する」「持続的に改善する」のように副詞として使う場面も多く、対応する英語表現を把握しておくことが重要です。

副詞としての表現方法

英語で「持続的に」を表現するには、形容詞に-lyをつけた副詞形や、前置詞句・副詞句を使う方法があります。

「持続的に」の英語副詞表現:

sustainably(サステナブルに・持続可能な形で)

continuously(継続的に・途切れなく)

persistently(粘り強く・執拗に・持続的に)

consistently(一貫して・継続して)

over the long term(長期的に)

on a sustained basis(持続的な形で)

例文:

「The economy has grown sustainably over the past decade.」

(経済は過去10年にわたって持続的に成長してきました)

「We must persistently pursue innovation to remain competitive.」

(競争力を維持するためには、持続的にイノベーションを追求しなければなりません)

「持続的に成長する」をそのままgrow sustainablyと訳すのが自然な場合と、grow on a sustained basisの方が適切な場合があるため、文脈に合わせた選択が重要です。

continuouslyとpersistentlyの使い分け

continuouslyは「途切れることなく連続して」を意味し、物理的・時間的に中断なく続く様子を表します。

「The machine runs continuously for 24 hours(機械は24時間休みなく稼働する)」のように、文字通り継続している状態を客観的に描写する際に適しています。

persistentlyは「粘り強く・執拗に・しつこく」を意味し、困難や障害があっても続けるという意志・姿勢の強さを含意します。

「She persistently pursued her goal despite repeated setbacks(彼女は繰り返しの挫折にもかかわらず、目標を持続的に追い続けた)」のように、意志や努力の粘り強さを強調したい場合にはpersistentlyが有効です。

ただしpersistentlyは文脈によってネガティブな含意(「しつこく」「うるさく続ける」)にもなるため、使用する場面に注意が必要です。

on a sustained basis・in a sustainable mannerの使い方

ビジネス英語や学術英語では、「持続的に」を表すために前置詞句・副詞句を使うことも多くあります。

前置詞句・副詞句による「持続的に」の表現:

on a sustained basis → 持続的な形で・継続的に

in a sustainable manner → 持続可能な方法で

over the long term → 長期的に・長期にわたって

on an ongoing basis → 継続的に・恒常的に

例文:

「To grow on a sustained basis, companies must invest in both innovation and talent.」

(持続的に成長するためには、企業はイノベーションと人材の両方に投資しなければなりません)

「The organization aims to operate in a sustainable manner across all departments.」

(その組織は全部門にわたって持続的な方法で運営することを目指しています)

ビジネス英語での「持続的」を使った重要フレーズ

続いては、ビジネスシーンで特によく使われる「持続的」に関連する英語フレーズを確認していきます。

これらのフレーズを習得することで、ビジネス英語での表現の幅と説得力が大きく向上します。

企業戦略・経営文書でのフレーズ

英語フレーズ 日本語訳 使用場面
sustainable competitive advantage 持続的競争優位 戦略分析・経営計画
sustainable value creation 持続的な価値創造 IR資料・統合報告書
sustained earnings growth 持続的な利益成長 財務報告・投資家説明
sustainable business practices 持続可能なビジネス慣行 CSR・ESGレポート
long-term sustainability 長期的な持続可能性 経営戦略・事業計画
sustainable supply chain 持続可能なサプライチェーン 調達・サプライチェーン管理

「sustainable value creation(持続的な価値創造)」はESG・統合報告の世界で最も頻繁に使われるフレーズのひとつであり、企業の長期的な存在意義を語る上でのキーフレーズとして定着しています。

プレゼンテーション・スピーチでの「持続的」表現

英語でのビジネスプレゼンやスピーチで「持続的」を効果的に使うための典型的な表現を示します。

プレゼン・スピーチでの「持続的」表現例:

「Our strategy is designed to deliver sustainable returns to our shareholders over the long term.」

(当社の戦略は長期的に株主に持続的なリターンをもたらすよう設計されています)

「We are committed to building a sustainable future for the next generation.」

(私たちは次世代のための持続可能な未来を構築することに取り組んでいます)

「Sustained investment in R&D is the foundation of our long-term growth strategy.」

(研究開発への持続的な投資が、当社の長期成長戦略の基盤です)

学術論文での「持続的」英語表現

学術論文では「持続的」を表す表現がより正確に使い分けられる必要があります。

学術英語では「long-lasting(長続きする)」「enduring(永続する)」「sustained(維持された)」「durable(耐久性のある)」などが文脈に応じて使われます。

環境科学・経済学・社会科学の論文では「sustainable」が最も頻出の表現であり、自然科学・工学の論文では「sustained(一定期間維持された)」や「continuous(途切れない)」がよく使われます。

「持続的」を使った英文ライティングの注意点

続いては、「持続的」に関連する英語表現を使ったライティングで注意すべきポイントを確認していきます。

正しい単語を選んでも、文法的な誤りや不自然な語順があると意図が正確に伝わりません。

sustainableのよくある誤用と正しい使い方

sustainableを使う際に犯しやすい誤りのひとつが、「持続している(現在進行中の)」という意味で使うことです。

sustainableは「維持可能な(将来にわたって続けられる能力・可能性)」を意味するため、「現在持続している」という事実の描写にはsustainedの方が適切です。

sustainableとsustainedの誤用と正しい使い方:

誤:「The company has achieved a sustainable profit for five years.」

→ sustainableは「将来の可能性」を含意するため「5年間達成してきた」という事実の描写には不自然

正:「The company has achieved sustained profitability for five consecutive years.」

(同社は5年連続で持続的な収益性を達成してきました)

正:「The company has developed a sustainable profit model.」

(同社は持続可能な収益モデルを構築しました)

「実績として続いてきた」という描写にはsustained、「将来にわたって続けられる能力・設計」という意味にはsustainableを選ぶという使い分けを意識することが重要です。

「持続的に」の自然な英語表現への変換

日本語の「持続的に〜する」を英語にする際、直訳的に副詞を置くより動詞や名詞を変えた方が自然な英語になることがあります。

自然な英語への言い換えの例:

日本語:「持続的に競争力を維持する」

直訳的:「sustainably maintain competitiveness」

より自然:「sustain competitiveness over the long term」

または:「maintain a sustained competitive edge」

日本語:「持続的に収益を上げる」

直訳的:「sustainably generate revenue」

より自然:「generate revenue on a sustained basis」

または:「consistently deliver profitable results」

「持続的に」を副詞として配置するよりも、「持続的な〜」として名詞を修飾する形や、動詞sustainを活用する形の方が自然な英語になることが多い点を覚えておくと表現の幅が広がります。

まとめ

本記事では、「持続的」「持続的に」の英語表現(sustainable・sustained・continuous・persistent・lasting)それぞれの意味とニュアンスの違い・ビジネス英語での重要フレーズ・学術論文での使い方・よくある誤用と正しい使い方まで詳しく解説しました。

「持続的」の英語表現は文脈によって最適な単語が異なり、sustainableは「将来に向けた維持可能性」、sustainedは「実績として続いてきた状態」、continuousは「途切れない継続」、persistentは「粘り強い継続」というニュアンスの違いを意識した使い分けが重要です。

ビジネス英語ではsustainable competitive advantage・sustainable value creationなどのフレーズが定型として確立しており、これらを習得することで説得力のある英語表現が実現します。

「維持可能性」を表す場面ではsustainable、「維持された実績」を表す場面ではsustainedという基本的な区別を軸に、文脈に応じた使い分けを実践することで英語表現の精度が大きく向上するでしょう。

本記事の解説とフレーズ集が、英語での「持続的」表現をより自然かつ正確に使いこなす際の参考となれば幸いです。