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x⁴-1の因数分解は?公式や計算方法を解説!(2乗の差:複二次式:計算例など)

x⁴-1の因数分解の答え
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x⁴-1は、一見すると4次式で複雑に見えるかもしれません。

しかし、文字をひとまとまりとして見る方法や2乗の差の公式を使えば、順序立てて因数分解できます。

この記事では、x⁴-1を因数分解する基本公式から、複二次式としての考え方、計算例、間違えやすい点まで詳しく解説します。

途中式の意味も確認しながら進めるため、学校の授業やテスト対策、数学の復習にも役立つ内容です。

x⁴-1の因数分解の答え

x⁴-1の因数分解の答え

それではまずx⁴-1の因数分解の答えについて解説していきます。

2乗の差を使った基本形

x⁴-1の因数分解は、x⁴をx²の2乗として考えることが出発点になります。

x⁴はx²×x²とも書けますが、因数分解ではx⁴=(x²)²と表す見方が重要です。

x⁴-1

=(x²)²-1²

=(x²-1)(x²+1)

ここでは、a²-b²=(a-b)(a+b)という2乗の差の公式を使っています。

aにx²、bに1を当てはめれば、最初の段階で(x²-1)(x²+1)まで分解できます。

さらに因数分解できる部分

(x²-1)は、まだ因数分解できる式です。

これもx²-1²という2乗の差なので、同じ公式をもう一度利用します。

x²-1

=(x-1)(x+1)

したがって、x⁴-1の最終的な因数分解は次の形です。

x⁴-1=(x-1)(x+1)(x²+1)

(x²+1)は実数の範囲ではこれ以上因数分解できません。

最後まで分解できるかを確認することが、因数分解問題で得点を落とさないための大切なポイントです。

答えを展開して確認する方法

因数分解した答えが正しいか不安なときは、展開して元の式に戻るかを確かめましょう。

まず(x-1)(x+1)を計算すると、x²-1になります。

次に(x²-1)(x²+1)を計算すれば、中央の項が打ち消し合います。

(x²-1)(x²+1)

=x⁴+x²-x²-1

=x⁴-1

元の式と一致するため、(x-1)(x+1)(x²+1)が正しい答えだと確認できます。

2乗の差の公式

続いてはx⁴-1で使う2乗の差の公式を確認していきます。

公式の形と覚え方

2乗の差の公式は、a²-b²=(a-b)(a+b)です。

左側は2つの平方数の引き算であり、右側は差と和の掛け算になっています。

2乗どうしが引かれている形を見つけると、この公式を使える可能性が高まります。

x²-9や4x²-25なども、形を整えれば2乗の差として考えられます。

式 2乗の形 因数分解
x²-1 x²-1² (x-1)(x+1)
x²-9 x²-3² (x-3)(x+3)
4x²-25 (2x)²-5² (2x-5)(2x+5)
x⁴-16 (x²)²-4² (x²-4)(x²+4)

係数や指数が大きくても、何かの2乗として書き直せるかを見る習慣が役立ちます。

x⁴を平方数として見る考え方

x⁴はxの4乗ですが、(x²)²でもあります。

このように指数を分けて見直すと、4次式が2次式のように扱える場面があります。

x⁴-1では、x⁴をそのまま眺めるのではなく、(x²)²-1²という構造に直すことが重要です。

見た目の次数に圧倒されず、平方の差になっている部分を探してみましょう。

和と差を取り違えない注意点

2乗の差の公式が使えるのは、a²-b²のように引き算になっている場合です。

a²+b²は、同じようには因数分解できません。

x²-1=(x-1)(x+1)

x²+1は実数の範囲では因数分解できません。

x⁴-1の途中で現れるx²+1を、(x+1)²などとしないように注意が必要です。

(x+1)²を展開するとx²+2x+1となるため、まったく別の式になります。

複二次式としての見方

続いてはx⁴-1を複二次式として扱う見方を確認していきます。

複二次式の意味

複二次式とは、x⁴やx²、定数項だけで構成される式を指します。

x³やxの項が含まれないため、x²を新しい文字と置く方法が使いやすくなります。

たとえばx⁴-5x²+4は、x²をAと置けばA²-5A+4と見なせます。

x⁴-1も、x²をAと考えればA²-1になります。

置き換えによる計算手順

x²=Aと置くと、x⁴はA²になります。

そのため、x⁴-1はA²-1として因数分解できます。

x²=Aと置く

x⁴-1=A²-1

=(A-1)(A+1)

=(x²-1)(x²+1)

置き換えは必須ではありませんが、どの公式を使うべきか迷ったときに便利な方法です。

x⁴をA²と見ることで、公式の形がはっきりします。

複二次式でよく使う因数分解

複二次式では、共通因数、2乗の差、たすき掛けに似た考え方などを組み合わせます。

特にx⁴+bx²+cの形では、x²を一つの文字として扱うと計算しやすくなります。

複二次式 x²をAと置いた式 因数分解の例
x⁴-5x²+4 A²-5A+4 (x²-1)(x²-4)
x⁴-9 A²-9 (x²-3)(x²+3)
x⁴+2x²+1 A²+2A+1 (x²+1)²
x⁴-2x²+1 A²-2A+1 (x²-1)²

ただし、置き換えた後に因数分解できても、xへ戻した式がさらに分解できるとは限りません。

x⁴-1ではx²-1だけがさらに分解できるため、最後の確認まで省かないことが大切です。

計算例と解き方の流れ

続いてはx⁴-1の計算例と、実際の解き方の流れを確認していきます。

基本問題の途中式

問題でx⁴-1を因数分解しなさいと出た場合、最初にx⁴と1がどちらも平方数であることを確認します。

x⁴=(x²)²、1=1²なので、2乗の差の公式を使えます。

x⁴-1

=(x²-1)(x²+1)

=(x-1)(x+1)(x²+1)

この順番で書けば、どこで公式を使ったかが採点者にも伝わりやすくなります。

暗算で答えだけを書くより、途中の因数分解を一段ずつ示すほうが計算ミスの発見にもつながります。

x⁴-16との比較

x⁴-16も、x⁴-1と同じ考え方で解ける代表例です。

16は4²なので、まず(x²)²-4²と見ます。

すると(x²-4)(x²+4)となり、x²-4はさらに2乗の差として分解できます。

x⁴-16

=(x²-4)(x²+4)

=(x-2)(x+2)(x²+4)

x⁴-1との違いは、引く数が1か16かという点です。

いずれも最後に残る和の形は、実数の範囲ではそのままにします。

x⁴+1との比較

x⁴+1は、x⁴-1とよく似ていますが、符号が異なります。

プラスになっているため、学校数学で基本的に学ぶ2乗の差の公式はそのまま使えません。

この違いを見落とすと、誤って(x²-1)(x²+1)と書いてしまうことがあります。

しかし(x²-1)(x²+1)を展開するとx⁴-1です。

符号まで含めて元の式を確認する習慣を持つと、類題への対応力が上がるでしょう。

よくある間違いと確認方法

続いてはx⁴-1の因数分解で起こりやすい間違いと確認方法を確認していきます。

途中で因数分解を終える誤り

x⁴-1=(x²-1)(x²+1)と書いて終えるのは、途中まで正しいものの、通常は最後まで因数分解した答えではありません。

x²-1がさらに(x-1)(x+1)に分解できるからです。

因数分解では、各因数がまだ分解できないかを最後に見直しましょう。

特にx²-1、x²-4、4x²-9などは、さらに2乗の差を使える典型例です。

積の形を誤る計算ミス

(x²-1)(x²+1)を展開するとき、x²どうしの項は打ち消し合います。

この仕組みを理解していないと、x⁴+2x²-1などと誤算してしまう場合があります。

(a-b)(a+b)

=a²+ab-ab-b²

=a²-b²

真ん中のabと-abは符号が反対なので、合計すると0です。

公式を丸暗記するだけでなく、展開の流れも一度確認しておくと安心です。

係数や定数項を見落とす注意点

類題ではx⁴-81や16x⁴-1のように、定数項や係数が変わることがあります。

81は9²、16x⁴は(4x²)²ではなく(4x²)²=16x⁴になるため、正しく平方数に直す必要があります。

式 最初の因数分解 最終形
x⁴-1 (x²-1)(x²+1) (x-1)(x+1)(x²+1)
x⁴-81 (x²-9)(x²+9) (x-3)(x+3)(x²+9)
16x⁴-1 (4x²-1)(4x²+1) (2x-1)(2x+1)(4x²+1)
x⁴-4x² x²(x²-4) x²(x-2)(x+2)

式を見た瞬間に公式を当てはめるのではなく、各項が何の2乗かを落ち着いて確認するとよいでしょう。

まとめ

x⁴-1は、x⁴=(x²)²と考えることで、2乗の差の公式を使って因数分解できます。

最初に(x²-1)(x²+1)へ分け、さらにx²-1を(x-1)(x+1)へ分解する流れです。

したがって最終結果は、x⁴-1=(x-1)(x+1)(x²+1)となります。

複二次式ではx²を一つの文字と見なす発想も有効です。

2乗の差を見つける力、途中で終わらず最後まで分解する確認、展開による検算を意識すれば、x⁴-1と似た因数分解問題にも自信を持って取り組めるでしょう。