it

リモートプロシージャコールに失敗しましたとは?原因と対処法を解説!(RPC・Windowsエラー・サービス再起動・解決手順など)

当サイトでは記事内に広告を含みます

「リモートプロシージャコールに失敗しました」というエラーは、Windowsを使っていると突然表示されることがある厄介なエラーのひとつです。

このエラーはRPC(Remote Procedure Call)サービスの問題に起因することが多く、適切な対処を行うことで解決できます。

本記事では、リモートプロシージャコール(RPC)の意味・エラーの原因・Windowsでの解決手順まで詳しく解説していきます。

リモートプロシージャコールとは?エラーの意味を理解する

それではまず、リモートプロシージャコール(RPC)の基本から解説していきます。

RPC(Remote Procedure Call)とは、別のコンピューター上またはプロセス上にある関数・プログラムをネットワーク越しに呼び出す技術です。

Windowsではシステムの内部通信にRPCが使われており、RPCサービスが正常に動作しないと「リモートプロシージャコールに失敗しました」というエラーが発生します。

WindowsのRPCサービスは、OSの多くの機能(印刷・ファイル共有・Windows Update・タスクスケジューラなど)が依存する基盤サービスです。RPCサービスが停止・障害状態になると、広範囲のWindows機能に影響が及びます。

RPCエラーが発生する主な状況

状況 内容
Windows Updateエラー 更新処理中にRPCサービスとの通信が失敗する
印刷エラー プリンタとの通信にRPCが使われ、失敗する
ファイル共有エラー ネットワーク共有にアクセスする際にRPC障害が発生する
タスクスケジューラ スケジュールされたタスクの実行にRPCが使われる

RPCエラーコードの読み方

RPCエラーには「エラーコード0x800706BA」「エラー1722(RPCサーバーを利用できません)」など、数種類のエラーコードがあります。

エラーコードを確認することで、問題の種類(RPCサーバーが見つからない・タイムアウト・ポートがブロックされているなど)を特定する手がかりになるでしょう。

リモートプロシージャコールエラーの主な原因

続いては、エラーが発生する具体的な原因を確認していきます。

RPCサービスが停止している

最も一般的な原因が、Windowsの「Remote Procedure Call(RPC)」サービス自体が停止しているケースです。

サービスが何らかの原因で停止すると、RPCに依存するすべての機能がエラーになります。

ファイアウォールがRPCポートをブロックしている

Windowsファイアウォールや外部セキュリティソフトが、RPCが使用するポート(135番など)をブロックしている場合にエラーが発生します。

特にネットワーク越しのRPC通信(リモートデスクトップ・ファイル共有など)でこの原因が多くみられます。

システムファイルの破損

Windowsのシステムファイルが破損していると、RPCサービスが正常に起動・動作できない場合があります。

ウイルス感染・不完全なWindowsアップデート・強制シャットダウンなどが原因でシステムファイルが破損することがあります。

リモートプロシージャコールエラーの解決手順

続いては、エラーを解決するための具体的な手順を確認していきます。

RPCサービスの確認と再起動

最初に確認すべきはRPCサービスの状態です。

① Windows + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開く

② 「services.msc」と入力してEnterを押す

③ 「Remote Procedure Call(RPC)」を探して右クリック→「プロパティ」を確認

④ 「スタートアップの種類」が「自動」であること・「サービスの状態」が「実行中」であることを確認する

⑤ 停止していた場合は「開始」ボタンでサービスを起動する

SFCとDISMによるシステム修復

RPCサービスを再起動しても解決しない場合は、システムファイルの修復を試みます。

管理者権限のコマンドプロンプトで「sfc /scannow」を実行してシステムファイルをスキャン・修復します。

続けて「DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth」を実行することで、Windowsイメージレベルでの修復が可能です。

ファイアウォールのポート設定確認

ネットワーク経由のRPCエラーの場合は、ファイアウォールのポート135番(RPC)が許可されているか確認します。

Windowsファイアウォールの「受信の規則」で「リモートプロシージャコール(RPC)」が有効になっているかを確認し、必要に応じて有効化します。

PCの再起動・システムの復元

上記の手順で解決しない場合は、PCを再起動することで一時的な障害が解消される場合があります。

それでも解決しない場合は、Windowsの「システムの復元」を使って問題が発生する前の時点に戻すことも有効な選択肢です。

まとめ

本記事では、「リモートプロシージャコールに失敗しました」エラーの意味・原因・解決手順について解説しました。

RPCサービスの確認・SFCによるシステム修復・ファイアウォールのポート設定確認という3段階のアプローチで、多くのケースは解決できます。

エラーコードを手がかりに原因を絞り込み、段階的に対処を進めてみてください。